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米国・ニュージャージー州在住
アンダーソン京子

2ヵ月半の夏休みに突入

 米国東北部の子供たちは夏休みに突入した。六月上旬から中旬にかけて始まり、九月上旬の労働祭の数日後まで続く。二カ月半余りの長期休暇だ。

 小学生は宿題が出ないので、夏をおう歌できる絶好のチャンスだ。うらやましい限りである。十二歳まで一人での留守番は違法なので、共働きの家庭や片親の家庭にとっては悩みの種だ。

 割高ではあるが、民間施設でスポーツやバレエ、音楽などの専門分野を集中的に教育を受けられる場もある。公立学校では前年度に成績が一定基準に到達しなかった生徒に対する特別教育が設けられたり、吹奏楽団育成のため小学校四年生から無料で吹奏楽の教育が受けられる。

 図書館や本屋でも、特別読書期間が設けられ、子供たちが喜んで本を読むようにさまざまな無料イベントが計画される。

 意欲的な子供はこの期間を活用すれば、自分の得意分野がますます伸びるに違いない。しかし反面、あまり興味を示さない子供たちはぼーっと過ごしてしまいかねない。

 子供たちが「朝寝坊の夜更かし」「ゲームとテレビとコンピューター」の世界に浸ることがないように悪戦苦闘する親も多いに違いない。夏休みが始まったばかりなのに、夏休みの終わりを心待ちにするのは私だけではないだろう。毎年大きな挑戦だ。学校の先生のありがたみをつくづく感じる昨今である。


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