ウルグアイ・モンテビデオ在住
堀本幸伸
愛国心培う「国旗の日」
六月十九日はウルグアイ独立の父、ホセ・アルティガス将軍の誕生日でした。この日は「国旗の日」となっており、国民の義務として国旗に対し、国への忠誠、愛国の志を誓います。
義務教育である小学校(六年制)、中学校(六年制)では、この日に誓いの儀式を行います。毎年、全校生徒が参加し、一年生が代表して宣誓をします。
ウルグアイの国旗は三種類あり、一般に外国の人がよく目にする太陽と青と白のストライプ模様、アルティガスの旗、三十三人の旗の三種類です。アルティガスの旗は将軍が独立戦争を始めたときに使ったものです。三十三人の旗は、三十三人の有志がアルティガス将軍の遺志を受け継いで、再度コロニアの海岸へ上陸した時の旗です。旗の真ん中に「自由か死か」と書かれており、当時の独立への志を今に伝えています。
この三種類の旗は国家の行事の時には、必ず一緒に掲げられ、同じ価値が法律によって与えられています。
学校では宣誓式の後、一年生は式に参加した証明書を受け取ります。立派に見えない紙切れなのですが、実はこの証明書がいろんなところで必要になるとのことでした。
入学式もないお国柄ですが、国旗の日の儀式は厳かに父兄が見守る中で行われました。国旗や国歌を大切にし、それを誇りに思う心、愛国心を学校や社会で培う、ウルグアイの違った側面を発見しました。