ウルグアイ・モンテビデオ在住
堀本幸伸
水道に関する問題山積
ウルグアイの上水道の設備は非常に進んでおり、南米随一といっても過言ではないと思います。蛇口から出てくる水道水は透明であり、日本と同じようにカルキ臭さを感じることもあります。
上水道を管轄するのはOSEという水道局です。ここで開発したポータブル浄水装置は水道局の自慢です。この装置を使えば、地方都市においても清潔な浄水を簡単に供給することができます。
ただ、これほど浄水設備に関して進んでいるにもかかわらず、国内では水道にかかわる問題が山積しています。
銀行での自動引き落としが定着していないので、毎月請求書が届くのですが、支払い締め切り一日前に届くこともざらです。しかも、締め切りに間に合わないと罰金を科せられ、常習犯になると次の日には水道を止められます。
また、町中のあちらこちらで道路から水があふれています。地中の水道管が破裂しているのです。
あるときテレビで、水道局の最高責任者が、水道局が生産する浄水の量の半分近くの料金が滞納になっており、多くの人が無断で浄水を盗んでいる、と発言していました。しかし、「これは違う」と多くの国民が知っています。だって毎日、どこかで水道管が破裂して道路から地下水のようにあふれ、しかも何日も修理に来ないのですから。