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韓国・ソウル在住
京谷訓浩

医療は東西融合の動き

 韓国の医療体系は、大きく東洋医学と西洋医学の二つが共存している。

 医科大学にも東洋医学と西洋医学の二つの専門コースがあり、卒業すれば医者としてのライセンスが取得できる。もちろん、ライセンスの範囲を越える医療活動は認められない。

 東洋医学は韓国では「韓方」と呼ばれ、韓方内科、韓方外科、韓方婦人科、韓方産科、韓方小児科など診療科目が細分化されている。

 最近では、東洋医学と西洋医学の長所・短所を補い合ってより高い治療を目指す動きが出てきた。この分野の先駆者として有名なのがキョンヒ大学医学部である。この大学の付属病院には、一般の病院と韓方病院が併設され、患者が西洋と韓方の治療を同時に受けられる。さらに、東西医療を混合して治療するクリニックがあり、東西医療の効果的な一貫性のある治療が可能だ。キョンヒ大学医学部の東西医療融合が人気を集め、多くの有名病院で採用を検討している。

 また、都市近郊では大自然の中での効果的な医療を目指す療養型の病院も人気が出てきており、東西医療の融合とあわせて統一医学と称して採用するケースも見受けられる。

 この韓国における統一医学の動きは米国でも注目され、ブリッジポート大学では東洋医学が専門科目として認められるなど、世界の医学界への影響が少なくないことを実感する。


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