南ア共和国・ヨハネスブルク在住
長野康彦
蛇口の交換で七転八倒
初冬を迎えた内陸のヨハネスブルクでは、最低気温も五度前後まで下がり、かなり寒さが身にしみる季節になってきた。
寒くなるとともに、これまで延び延びにしていたわが家の“重要案件”が、ついに避けて通れない局面を迎えた。水道の蛇口の交換問題である。
わが家の水場はどこも熱水と冷水の蛇口が二つに分かれている。お湯と水を混ぜ適温にして使うことができないので、非常に使いにくい。建設業者がコスト削減のため一番安い蛇口を選んだことは容易に想像がつく。
そこで、二つのパイプから出た熱湯と水が一つに混ざって流れでるタイプに交換することにした。しかし水道屋に頼むのは高い。それにこの国では「DIY」が盛んだから、できることは自分でやるべし、との精神で、自ら取り組むことにした。
ホームセンターで蛇口を購入し、必要なツールも奮発。友人の助けも借りて、とりあえず最も頻繁に使う台所とバスタブの蛇口を換えることにする。やっとのことで取り付けたものの、水漏れを発見し作業のやり直し。七転八倒した末、半日かかってやっと終了。どうやら水漏れもなく、ホッと一息…と思いきや、今度は台所の蛇口の水の出が悪くなっている。以前は勢いよく出ていた水が、蛇口を最大にひねっても一向に水量が上がらない。んー、何が問題なんだ。あーあ、またやり直しか…。