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韓国・ソウル在住
竹井弘樹

急成長遂げた「散髪屋」

 日本は景気が回復基調にあると聞くが、韓国の景気はまだ不透明さが漂っている。こうした中で急成長を遂げている企業がある。それは韓国版QBハウスともいえる低価格メンズヘアショップ「ブルークラブ」のフランチャイズを展開しているリコムインターナショナルだ。

 「ブルークラブ」は、顔そりやシャンプーを除いてわずか五千ウォン(約五百円)で散髪ができる。普通の店のほぼ半額で、この値段の安さから店舗は急速に全国に広がった。

 九八年六月十八日の仁川一号店を皮切りに、一年余りで百号店を突破し、二〇〇〇年八月二百号店、二〇〇二年九月五百号店、昨年十二月にはついに七百号店を突破し、現在は七百五十店舗を超える。このような超高速成長は業界では初めてで、最短期間最多加盟店としてギネスブックにも載っている。売り上げもほかの六つのフランチャイズとあわせて千二百億ウォン台の企業に成長している。またベンチャー企業として登録がなされ、来年にはKOSDAQ上場を目指すというから驚きだ。

 実際に利用してみると、腕はまずまずだが速い。十分足らずで散髪がすむ。シャンプーなどは一切セルフだ。また会員証を発行し、十回利用すると一回無料になる。でも、私などは安くはなくても、ヒゲそりやシャンプーなどをやってくれる一般の散髪屋さんのほうが、なにかしら心が安らいでいいのだが…。


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