ウルグアイ・モンテビデオ在住
堀本幸伸
不思議な感覚の運動会
ここウルグアイにも在ウルグアイ日本人会があり、そこが主催する日本語学校へ、日系二世、三世の子供たちが日本語を勉強するために来ています。参加している子供たちの大半は小学生、そのほかは中学生です。週二回しか日本語のクラスがないので、家庭環境によっては日系といっても日本語がほとんど話せない子たちもいます。
この日本語学校にも秋の大運動会が年中行事の一つになっています。日本とウルグアイは時差が十二時間あり、季節も正反対。四月、五月がちょうど秋空になります。今年は四月二十五日に日本語学校の運動会が開催されます。
日本から来た一世から見ると、確かに季節は秋なのですが、三月に学校が始まったばかりで一カ月そこそこで運動会があるのは、なんとも不思議な気分です。
しかも、四月の復活祭が終わるまでは世間一般的にまだ休みの感覚で生活していますので、余計に不思議さが増します。
この運動会、生徒数が少ないので家族そろって参加する形で開催されます。どことなく昔日本でもあった近所の子供会主催の運動会のような気がして、懐かしさがわいてきます。しかし、絶対に違うのが昼ご飯、ウルグアイの秋の大運動会の昼ご飯の主役はアサドと呼ばれるウルグアイ自慢の焼き肉です。とにかくこれがないとお祭りにはなりませんから。