中国・香港在住
下根 森
リサイクルで有効利用
私は、日本を訪問したときはいつも日本のおいしいお土産を会社の同僚のために買っていく。あくまでも好意であり、日本のお土産を宣伝しているわけではない。
クッキー、せんべい、まんじゅうなど会社の社長に差し上げても喜ばれるような高級感がある物を選ぶ。それらは皆個別にプラスチックの箱に入れられ、そしてきれいな紙で包装され、紙袋に入れて渡される。
ところが、同僚らは「どうして日本人は紙を必要以上に使うのか」といぶかる。確かに経済的な香港人からすると無駄遣いに見えるのかもしれない。しかし、私にとっては別に問題ではない。重要な中身は、保護のためプラスチックが使われ、きれいな包装紙はリサイクルでき、箱はいろいろなものを入れて保管できる。創意工夫して使えば、私たちの心情生活を豊かにし、決して無駄遣いではない。
今は昔と違って、電化製品も安い値段で手に入る。中国製が幅を利かせている。香港では、安いDVDプレーヤーに人気が集まり、八百から千香港ドル(日本円で一万一千〜一万五千円)も出せば買える。不要になった故障した電化製品はごみ置き場に捨てられるが、廃品回収のおばちゃんやおじちゃんが金目になるものを全部早い者勝ちで取っていき、たまるとお金にかえる。故障した電化製品もリサイクルされ、またおじいちゃんやおばあちゃんの生活の助けとなっている。