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韓国・ソウル在住
京谷訓浩

4月に高速鉄道が開通

 今年四月に、韓国に時速三百キロを超える高速鉄道が開通します。計画では一九九七年に開通の予定でしたが、建設予算の大幅な見直しと九七年のアジア通貨危機による影響で、工事が大幅に遅れました。しかし高速鉄道の専用軌道はソウルから大田までしかなく、当面は大田から釜山(京釜線)と大田から光州(湖南線)までは、在来線を共用します。完成は二〇一〇年の予定です。事業計画は大幅に遅れましたが、その間にTGVの車両を購入、研究することで、時速三百キロ以上の高速鉄道を自前で製造できるようになりました。

 またソウルから釜山までの運行時間は二時間四、五十分です。ノンストップですと二時間三十分台です。現行のセマウル号が四時間三十分ですから、運行時間がいかに短縮されるかがわかるでしょう。ただし、時間短縮はソウル−大田間であって、在来線との共用部分は十分間です。

 気になる料金は、ソウル−釜山間の航空料金より低く抑え、四万九千九百ウォン(約五千円)。日本の新幹線の東京−大阪間が一万四千百円ですから、はるかに安いですね。そのため、国内航空線の便が大幅に減ります。既存の列車は50〜70%減となり、かつ停車駅が増えて運転時間も延びますが、料金が安くなります。鉄道ファンの私としては、高速鉄道の開通が待ち遠しい。開通したら、早速乗ってみたいと思っています。


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