米国・ニュージャージー州在住
アンダーソン京子
ろうそくに人気集まる
ろうそくをインテリアの一部として使う習慣はヨーロッパも米国も同じであろう。日本に居たときの私のイメージは仏壇に線香と一緒に置くもので、お寺の仏様やご先祖様への灯火である。こちらのカトリック教会ではお祈りのためにろうそくが列をなして灯され、ガラスのコップのような容器に入っていて、お寺のようではない。
ここ二、三年ろうそくが今まで以上にポピュラーになり、ホームパーティーで販売する販路までできてきた。ろうそくといってもインテリア用だが、色は白だけでなくいろいろあり、長さ、太さもさまざまだ。そしてろうそくの香りもさまざまだ。日本人の私は、家の中に線香以外の香りが漂うことにはだいぶ抵抗がある。しかし、その香りを楽しむのがセラピーにもなるらしい。
タブと言われる湯船に、バブルバスと呼ばれる泡がいっぱい浮かんだ中で入浴しているシーンは、誰もが見たことがあると思う。その湯船の周りにろうそくを何本も置いて、雰囲気と香りを楽しむ。寝室にろうそくを灯して雰囲気を楽しんだりするのだ。
ろうそくの付属品がいろんな所で販売され、学校の基金集めの商品にも使用され始めた。しかし、最近白くて香りのないろうそくが欲しくて探したが、なかなか見つからず苦労した。また、火事の原因で一番多いのがろうそくの使用だというから複雑な思いがする。