中国・香港在住
下根 森
クリスマスは家族デー
マルチカルチャー都市、香港ではさまざまな民族が暮らしている。あらゆる宗教と民族の習慣や伝統を寛容に受け入れることは、国際都市・香港のモットーのひとつである。
一九九七年七月一日、中国に返還後もクリスマス・ホリデー(十二月二十五日、二十六日)は残っている。
昨年のクリスマスは気温一三〜一七度、湿度が低く、厚手のコートも必要なく過ごしやすかった。
はやいところでは十日ぐらい前からクリスマス・新年用の装飾がされてムードを盛り上げていた。大きな広場やショッピングモールでは、ジャンボクリスマスツリーが飾られて人々の目を引いていた。そして大通りやビクトリアハーバー沿いの大きな建物には雰囲気を一層盛り上げるため、MERRY CHRISTMAS、HAPPY NEW YEARという字や、雪だるま、サンタクロース、トナカイなどがカラフルにライトアップされ、華やかだ。恒例のイルミネーションも加え、百万ドルの夜景がさらに輝きを増したようだった。海外旅行者には忘れられない思い出となろう。
香港人にとってはクリスマスは家族デーと言っていいかもしれない。いろいろな催し物を見た後、クリスマスディナーは家族で、あるいは友達と一緒にバーベキュー、ヤムチャ、ホテルや高級レストランで海鮮火鍋のブッフェを食べながら過ごすなど、楽しみ方はいろいろだ。