韓国・ソウル在住
竹井弘樹
『黒豆入り牛乳』が人気
韓国では、今年二月に初めて登場した『黒豆が入っている牛乳』(コムンコンイ・トゥロインヌン・ウユ)を筆頭に、ほかの牛乳メーカーからも黒豆入りの類似牛乳が発売され、人気を呼んでいる。
人気の火付け役はロッテハムで、国内で最初に『黒豆が入っている牛乳』を発売した。韓国の人たちも日本人と同様に、健康に対する関心が高く、健康にいいという口コミと二百ミリリットル牛乳のおまけなどをつけた積極的な販促活動で人気に勢いがついた。
実際にこの牛乳に入っている成分をみると、黒豆のほかに五穀粉末(玄米、麦、餅米玄米、トウキビ、アワ)などが入っていて、健康によさそうだ。最近では、黒豆入りのアイスやヨーグルトなどの関連製品も発売され、このブームに拍車をかけている状態だ。
黒豆が入った牛乳の量販店の値段は、九百三十ミリリットルパック一本が約百六十円前後で、一般の牛乳一リットルパック一本(約百三十五円)に対して20%程度高い。それにもかかわらず、ある量販店(二十六店舗)の集計によれば、これまでの牛乳の代表格であるソウル牛乳の販売量三万五千本を抜いて、四万五千本を販売したと伝えられている。
特に注目すべきことは、牛乳を飲む子供たちに人気があるばかりか、あまり牛乳を飲まないとされる大人にも支持されており、『黒豆』ブームは当分衰えることはないようである。