韓国・ソウル在住
原田 一
女性の注目集めるヨガ
韓国人は、実に健康に関心が高い。健康食品や薬品、健康器具などの広告は新聞、雑誌、インターネットにあふれている。そんな中、若い女性の注目を浴びているのがヨガである。
ヨガが韓国に紹介されたのは一九七〇年だ。当時は特別な修練方法が知られなくとも大流行したが、八〇年代になって丹田呼吸などが出てきて次第に隅に追いやられた。ところが最近、再び人気を盛り返している。
韓国ヨガ協会によると、ヨガ人口は百万人以上だという。特に二、三十代の女性が95%を占めている。長い時間コンピューターを使用する職場生活に苦しむ女性たちに、姿勢を正して健康に優れ、ダイエットにも効果を発揮するということで、口コミで広がった。大病院では、狭心症や高血圧などの患者にヨガを勧める医者も多いという。
社会全般にわたって健康に関心が高まり、ヨガはテレビ、インターネット、書籍などで紹介され、爆発的に普及しつつある。そのあおりを受け、実は最近うちの妻もヨガ道場に通い始めた。週三回で一度に一時間ずつ習うのだが、料金は月十万ウォン(約一万円)である。朝は六時台から夜は九時台まで好きな時間に行けばよい。ちなみにそこに通う人数は二百人以上になるらしい。
さらに、特別に三カ月百五十万ウォンを出せば、ヨガの指導者コースに乗り、自らヨガ道場を開くこともできるそうだ。