韓国・ソウル在住
京谷訓浩
高速列車の技術を開発
韓国鉄道にとって九月十七日は、歴史的な一ページを記した日となりました。
この日、韓国列車技術研究院と列車車両メーカーである(株)ロテムは、京釜高速列車のテスト路線区間(天安〜大田)で、高速走行試験を成功させました。この走行試験では、産業界と学界、政府関係者を乗せて、時速三〇〇キロを超す高速列車を純国産技術で開発、成功したことを内外に知らしめました。この高速列車の設計時速は三八五キロです。
高速列車の技術はフランス、ドイツ、イタリア、日本の四カ国にとどまっていたのですが、五番目の高速列車製造技術保有国としてその名をとどろかせたわけです。
韓国の鉄道の歴史は百四年になるのですが、百四年目にして初めての純国産車両であるということで、韓国のマスコミはこの業績を誇り高く報道していました。
韓国では、この高速鉄道を二〇〇七年に商業化することを目指しており、最高時速は三五〇キロで、KTX(時速三〇〇キロ)より高速で営業運転をする計画です。
また、KTXは一つの列車が二十両で固定されているのに対して、韓国産高速列車は、編成を自由に変えることができるということで、鉄道需要にあわせた運行が期待できます。
運賃がどうなるか分かりませんが、航空運賃より安くするそうなので、開通したら一度乗ってみたいですね。