ブラジル・マットグロッソドスル州在住
濱田純一
W杯南米予選が始まる
ブラジルでは今月、サッカーのブラジル選手権が始まり、欧州でも各国リーグ戦やチャンピオンズ・リーグが幕を開けた。
また、日韓共同開催のW杯から一年二カ月。南米では、他地域より一足早く二〇〇六年ドイツ大会に向けて、十カ国総当たりの予選が始まった。三年と一カ月、全十八試合の結果、上位チームが本選出場の権利を獲得できる。ブラジルは九月初旬のコロンビア戦とエクアドル戦で2戦2勝し、まずは勝ち点6と王者の貫録を見せた。
ブラジルのW杯のスターたちは、今年はイタリアのACミランと、スペインのレアル・マドリードに二分されたような感じだ。この二チームだけでセレソンの主力メンバーの六人、半分以上を占めているので今後、この二チームの試合も楽しみだ。
さてこんな国だから、ブラジル人のものの考え方はサッカー中心だと言っていい。たとえばニュース番組で米国、フランスなどからの中継の時は、その国の地図がでて、首都が表示されるが、英国に関しては決まって“イングランド”だけが塗りつぶされていて、ロンドンから、とやっている。サッカーの発祥地への尊敬だろうか、欧州予選のごとく、なぜかイングランドという地域としているのが面白い。共同開催だった昨年のW杯。果たして日本と韓国が別の国だと、どれだけの人々が認識しているだろうか。