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韓国・ソウル在住
竹井弘樹

「こどもの日」の贈り物

 五月は、韓国では「家庭の月」と呼ばれている。「こどもの日(五日)」「父母の日(八日)」「師匠の日(十五日)」などがあり、また季節的にも家族で野外に出かけたりするには、最適なシーズンということも理由の一つだろう。

 さて、「こどもの日」の前日に、近くの量販店にショッピングに行くと、こどもの日向けのプレゼントが山積みにされていた。その中で大きく場所をとっていたのが、こちらで今、大流行しているインラインスケートだ。値段の方は、子供用で保護具をセットにしたものが五千円ぐらいからあるが、ちょっとしっかりした物は一万円以上になり、大人のものはスケート本体だけで大体二万円前後、ヘルメットまで買いそろえると、三万円を超える買い物だ。しかし、これが飛ぶように売れている。

 インラインスケートは、登場からかなり月日がたつものの、人気は根強く、小学校では体育の時間にも採用されたりするほど。また、家族全員でインラインスケートを楽しむところも多い。そのためかソウルの汝矣島や漢江市民公園などでは、週末や休日になると、インラインスケートを楽しむ個人や家族連れであふれかえっている。

 私が住む団地でも「こどもの日」を境に、インラインスケート人口が急増した。誰彼なくこどもの日のプレゼントとして買ったようだ。ちなみに、家の子もそのうちの一人である。


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