ドイツ・ベルリン在住
富田武史
お土産は「のみの市」で
セカンドハンド(中古)製品の売買は、ドイツでは日本以上に盛んだ。
無数のフリーマーケット(のみの市)は言うまでもなく、セカンドハンド専門紙もある。不要なモノを必要な人に安価で譲る。ベルリンでは週三回、セカンドハンド新聞が発行され、愛読者は多い。電車の中や図書館では、同新聞にマークを付けている若者を多く見かける。
特に、子ども用品は相当な量になる。衣服はもちろん、おもちゃも使用期間が短いことを考えると、定価で買うのがばからしく感じる。
実用品だけではなく、土産物をフリーマーケットで買うことをおすすめしたい。ドイツの春にはイースター(復活祭)の連休があり、商店がすべて休業となる。そこで重宝するのがフリーマーケットだ。ベルリンでは、毎週末行われるティアガアルテンのフリーマーケットが有名である。
そこでは宝飾品、芸術品、家具などが安価で手に入る。しかもブランド品や年代物が安く、宝物探しのような楽しさがある。最近では、由緒ある中国の陶磁器湯飲みセットをわずか数百円で手に入れた。日本へのお土産にはキーホルダーや絵はがき、食品よりもアンティーク商品の方が断然喜ばれる。
一方で、劣悪商品を割高で売る悪徳商人もおり、値段と質の十分な見極めが必要だ。値切ることも忘れてはならない。