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米国・ニュージャージー州在住
アンダーソン京子

イラク戦の早期終結を

 イラク戦争が始まったが、今回の戦争は以前のものとは少し違う。以前は戦争があっても国外の出来事で国内は安全の保障があった。しかし、今回は二〇〇一年九月十一日以降、テロ攻撃の恐怖がいつでもつきまとっている。

 湾岸戦争(クウェート)の時は戦争が始まるや否や、米国軍の応援の象徴としての黄色いリボンが至る所に飾られていた。今回は戦争反対のデモがニューヨーク市では毎日のように行われ、世界中で反戦運動が展開されているためか、黄色いリボンの数が少ない。

 三月二十三日には映画の米アカデミー賞授賞式がロサンゼルスで行われたが、戦争の影響で視聴率が例年に比べて低かった。テレビやラジオの天気予報には必ずイラクの天気予報も流される。報道もテレビ局によってニュースの題名が違う。「Iraq at War(戦争中のイラク)」と「Iraqi Freedom(イラクの自由)」とではニュアンスが違う。

 私自身にとっても今回の戦争は少し違う。知りあいがイラクの最前線に居るためか、気が気でない。いつのまにかテレビのニュースをつけたり、新聞の戦争欄の記事を最初に見てしまう。ましてや、身内を戦争に送っている家庭はそれ以上の心配だろう。

 とにかく、イラク軍も米国軍、英国軍もできるだけ犠牲を少なくして、戦争が一日も早く終結することを祈る。


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