韓国・ソウル在住
原田 一
制度化された禁煙区域
以前、韓国で全国的に禁煙運動が広がっていることを書いたが、ついに保健福祉部が間接喫煙の被害を防ぐために、国民健康増進法施行規則を改定、四月から施行されることになった。
それによると、PCパン(インターネットカフェ)、マンガパン(マンガを読める店)では、全体の面積の半分以上を禁煙区域に指定し、タバコの煙が喫煙区域を越えないようについたてで仕切らなければならない。
タバコ嫌いの私は、かつてPCパンができたとき試しに入ってみたが、あまりにもタバコの煙が充満しているので、すぐに逃げてきた。子供の宿題はパソコンやインターネットを利用しなければならないものも多く、これで少しは抵抗がなくなるかもしれない。
また、小・中・高校と幼稚園、保育園、病院は、施設全体が禁煙施設に指定され、別途に喫煙区域を置けなくなる。学校教師や医師は進んで禁煙しなければならなくなるだろう。
さらには、列車の通路と地上駅舎の乗降場所、野球やサッカーの競技場など千人以上の規模の室外体育施設の観覧席と通路も新たに禁煙区域に含まれた。歩きタバコが禁止されていないのは残念だが、これで私も、タバコの煙からわざわざ逃げなくて済みそうである。
この規則は、七月まで啓導(教え導く)期間を設け、それ以後禁煙区域で喫煙する場合、二、三万ウォン の罰金が科される。