韓国・京畿道九里市在住
志田康彦
ウイルスでネットまひ
一月二十五日、二十六日に世界的に発生したコンピューターウイルスによるインターネットまひ事件で、今までインターネット強国を誇ってきた韓国の威信は、一瞬のうちに崩れ去ってしまった。
今や一千万世帯でADSLを引き、インターネットを利用した購買、金融活動を行っている韓国では、今回の事態が与えた意味は非常に大きい。ウイルスによる被害は今までも何度かあったが、韓国全土でインターネットがつながらなくなったのは今回が初めてだからだ。
問題は韓国大手通信社であるKTの電話局のDNSサーバーが接続不可能になったことで、韓国全土に被害をもたらした。事態が週末に起こったことで大きな被害は避けられたが、平日に起こったら大混乱になったのではないかと思う。実際、私も業務のかなりの部分がインターネットに関係しており、インターネットが使えなくなったら大変困ってしまう。
今後、インターネットが発達すればするほど、この手の犯罪は増えてくるだけでなく、国家的にかなりの被害を与えるだろうと予想される。金大統領が就任時、国家政策として十万人のハッカー養成(ここでいうハッカーとは専門家と言う意味)をかかげていたが、現実にこのような事態が起こると、本格的な養成が必要ではないかと思うようになった。