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ブラジル・マットグロッソドスル州在住
濱田純一

日系企業のブラジル進出

 昨年末、急性腸炎を患って、腸に関する情報をインターネットで集めたが、ヤクルト・ジョアなどが腸にはいいようだ。私の街では、あいにくジョアはお目に掛かれないが、ヤクルトはそのままの形と名前で売り出されており、もはやブラジルの中でも知らない人がいないほどである。ヤクルト・タフマンなどもある。私の知り合いのブラジル人もヤクルトの社員で、ブラジルでは高級車の位置付けのホンダの新車を乗り回していて、親族の中では一番の金持ちだ。また、サンパウロやリオなどの大都市圏では、日本と同じくヤクルトおばさんが活躍し、国際的な広がりを見せている代表的なメーカーだろう。

 一方、教育機関には、もうこちらも学習塾の代名詞になりかけているものに、KUMON(くもん)がある。算数(数学)やポルトガル語(国語)を中心として、各都市に支部があり全国的に活発な活動で拡大を遂げてきた。もちろん、日本と同じ形式で、学年ごとに構成されたドリルを中心として、スクーリングを展開している。

 欧州の植民地として出発した南米大陸は、まだ欧州の経済的支配下にある。それでも日本の外で最大級の日系人社会を有するブラジルはまた、日系企業が進出できる豊かな土壌であるに違いない。大都市圏を中心に日本製品があふれる様を一度見てみたいと思うこのごろだ。


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