ウルグアイ・モンテビデオ在住
堀本幸伸
暑くて年始を感じられず
南米、南半球はこの時期、真夏を迎えます。ウルグアイは南米有数の避暑地であるプンタデルエステを中心に世界からのバカンス客でにぎわいます。
昨年のこの時期はアルゼンチンの経済危機の影響で、アルゼンチンからの観光客が激減し非常に苦しい状況でした。今年は経済危機も一段落、落ち着きを取り戻し、アルゼンチンからの観光客も戻りつつあります。
なぜ、ウルグアイが格好の避暑地かといえば、大西洋を挟み南極からのさわやかな風が吹いて、蒸し蒸しとした暑さがないからです。日中、最高気温は三五度を超えることもありますが、日陰に入れば、さわやかな風が吹き、扇風機やクーラーがなくても楽に過ごせます。
特に、朝晩はまるで高原のような涼しさで、時には何かを羽織りたくなるぐらいです。寝苦しい夜を過ごすことはあまりありません。
そして、プンタデルエステの海岸は河口に位置し、地理的に川側と海側を楽しむことができます。川といっても対岸は見えず、一見すると海のようですし、鯨さえ遊びに来ます。
しかし、私にとって今でも困るのは、年始の感覚がないことです。もうこちらに来て八年目になりますが、何度過ごしても、この暑さでは年始の雰囲気がわいてきません。やっぱり日本人にとっての年始はコタツにみかんと鍋料理ですね。