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アルゼンチン・ブエノスアイレス在住
江頭利将

保険の有無で変わる医療

 医者にかかるのは、アルゼンチンでは保険があるのとないのとでは事情が違ってきます。

 プライベートの健康保険機構に加入していれば、そこに加盟している医者で、保険会社のリストに名前がある人を住んでいる地域から選んで、予約をとり診察を受けます。また、急患なら往診のシステムもあります。

 子供二人の四人家族なら、月に保険料が二百ペソ(約六千五百円)ぐらいかかりますが、子供もカバーされており、診察費や検査費はすべてこれで十分です。薬は薬局で別途に買いますが、保険加入者はすべて50%割引になります。

 しかしながら、保険未加入者やツアーで来ている人は、海外保険などで後から払い戻ししてもらうことになります。

 もしくは、国立病院にパスポートを持っていけば、少々待つ覚悟が必要ですが、医療費は無料です。ただし、少額の病院への寄付が必要です。アルゼンチンの大部分の人々は、この国立病院を利用します。無料といっても、私立病院と比べれば設備が少し劣ったり、古かったりはしますが、医者は経験を積んだ人々で、問題はありません。

 また薬事情も最近はよくなりました。ただ価格は前と比べ高くなりました。でも、うれしいことに、薬の宅配があります。体が悪いときに、薬局に行くのはいやですよね。これはすばらしいサービスだと思います。


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