米国・ニュージャージー州在住
アンダーソン京子
子供の誕生日の祝い方
米国の人々は非常に誕生日を大切にする人が多い。そして家族、知人、友人の誕生日はよく覚えている。
そんな米国人の性格を反映してか、子供を対象とした誕生パーティー業が至る所に存在する。ボウリング場、ゲーム場、ダンス学校、美術工芸店、ファストフード店、映画館、博物館など数限りなくある。そして、パーティーを盛り上げる芸人(ピエロとか手品師)もいる。
どれも会場で楽しんだ後、個室に案内され、ケーキカットをして、ピザとかホットドッグ、ソーダが出され、プレゼントをあけることになる。パーティーが終わると、参加した子供たちにお礼として「グディー バッグ」と呼ばれる小さな袋が渡される。中身は菓子類から玩具や文房具用品などさまざま。
こういう会場を利用する場合、最低人数の制限があり、クラスメート全員を招待することになる。そうするとお返しのお返しで、毎月誰かの誕生日パーティーに参加する羽目にもなりかねない。子供は喜ぶが、親は経費がかさみ大変だ。
ビジネスとしてはよくできていると感心するが、せっかくの誕生日を商業戦略に乗せられていると感じるのは私だけではないだろう。
わが家では親しい子供たちを家に招待してささやかにお祝いをするが、その中にほのぼのとした温かみと幸せを感じるひと時があったりする。