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米国・ニュージャージー州在住 アンダーソン京子
反テロで国民が一つに
米国の「九一一番」は日本の「一一〇番」にあたる電話番号である。まさしく九月十一日は米国の九一一の日だった。
世界貿易センタービルなどへのテロ事件発生から一時間後にはマンハッタン島をつなぐ橋とトンネルは閉鎖され、全米の空港も史上初めて閉鎖された。すぐに人々は星条旗を手に持ち、玄関に掲げ、車にも掲げた。至る所で星条旗がたなびく。
今では旗の在庫もなく工場ではフル操業で旗の生産がなされている。本屋では、この惨事に関する本と「ノストラダムスの大予言」の本が売れたという。
救出作業のためのボランティアは必要以上の人が集まり、献血は五時間待ってもできず、翌日改めて献血に来た人もいる。救出作業員の服や長靴など必需品も、ラジオで放送されると、二時間以内に必要以上の物品が届けられた。
有名な大企業は二百万ドル、三百万ドルの献金をした。だれもが「何かをしたい」と思っている。米国民が一つになろうとしている。
アラブ系米国人やイスラム教の擁護も報道はされるが、心ない人たちが中傷罵倒したり、放火の悲しい事件が発生している。第二次世界大戦時、在米日系人が強制収容所に連行されたことを思うと、アラブ系の人々の思いが痛いほど心に突き刺さる。一日も早く戦争のない、国境のない平和な世界の到来を待ち望みたい。
韓国・ソウル市在住 竹井弘樹
便利な“大型タクシー”
これまでタクシーは、一般タクシーと模範タクシーの二種類だけだったが、今年六月からソウルを中心に七〜十人乗りのRV車をベースにした大型タクシーが登場し、観光客や家族連れなどに人気をよんでいる。
このタクシーの特徴は、なんといっても大きな車体なので、大勢でもゆったりと座れることと、いくら一人で乗っていたとしても途中で見ず知らずの人が相乗りしてくることがないことだ。ちなみに料金は、模範タクシーと同様の基本料金四千ウォン(四百円)、三キロ以上から適用される走行料金は、二百五メートルあたり二百ウォン(二十円)、時間料金は、五十秒あたり二百ウォン(二十円)。
また、このタクシーには、すぐれものの多機能コール機能がついている。外国人乗客向けに日本語、英語、ロシア語、中国語など五カ国語同時通訳機能だ。これは、まず運転手が中央センターにつなぎ、その後、オペレーターに向かって乗客が母国語で行き先などをいうと、運転手に韓国語に通訳してメッセージを伝えてくれるというもの。
なかなか便利なこの大型タクシーだが、まだソウルで個人、法人合わせて四百台が投入されているだけだ。国際空港などを除けばなかなかつかまりにくいのが難点だが、電話(番号は02−992−7000)で近くにタクシーがいるかどうかが確認できるので、家族や小グループで韓国にこられる方は利用されると便利だろう。
ウルグアイ・モンテビデオ在住 堀本幸伸
救急車のデザイン色々
ウルグアイの町の中を行き交う車を見ていると、救急車と書かれたバンを目にします。その救急車のデザインを見ていると、日本のように統一されていないことに気がつきます。
実は、消防署所有の救急車は基本的に数が少なく、町中を走り回っている救急車は、急患を扱う健康保険会社所属か、病院が所有する救急車です。当然のことながら、保険会社の会員か病院の会員になっていないと救急車に乗ることができません。
救急車を呼ぶときには急患を扱う保険会社の救急受付電話番号へ電話をします。掛かり付けの病院に電話をしても救急車は来てくれないのです。
もし、病院に電話をして救急車を要請した場合、受付窓口で「お金を払って予約を入れてください」というようなとんちんかんな返事が返ってきます。そんなことをしていたら救急ではなくなってしまうので、ウルグアイの人々は病院との契約のほかに救急車の会社とも契約しています。
そういう事情で、救急車は、デザインも会社によって見分けが付くようにされています。白地に緑の救急車もあれば、白地にオレンジと茶の救急車もありますし、さらには白地に青とパンダの絵を描いた救急車もあります。これだけではなく、もっと規模の小さい保険会社もあり、いろいろな救急車が混在しているのがウルグアイです。

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