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     2001/2/6---No.141  (週2回火金曜日発行、無料版)
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◆◆《ニュースフラッシュ》◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●米保守派・アシュクロフト司法長官を承認
 【ワシントン1日原田正】ブッシュ米政権の閣僚人事で最大の焦点だった共和
党保守派のジョン・アシュクロフト前上院議員(58)の司法長官指名について、
上院(定数百)は一日の本会議で採決を行い、賛成58、反対42の賛成多数で承認
した。ただ、8割以上の民主党議員が反対したことになり、今後のブッシュ大統
領の政権運営にも影響を与えそうだ。
http://www.worldtimes.co.jp/news/data/10122-231331.html

●バラク首相、一転して首脳会談拒否
 【エルサレム2日本田隆文】欧州連合(EU)、国連の仲介で準備が進められ
ていた中東和平首脳会談の受け入れを示唆していたバラク・イスラエル首相は1
日、一転して会談拒否を表明した。同日、ヨルダン川西岸でイスラエル人2人が
パレスチナ人の銃撃で死亡したことを受けたもの。
http://www.worldtimes.co.jp/news/data/10122-23216.html

●NMD問題、日本を含む同盟国とも協議
 【ワシントン4日原田正】パウエル米国務長官は四日、ABCニュースのトー
クショー番組「ディス・ウィーク」でインタビューに答え、ボスニアおよびコソ
ボから米軍が近い将来撤退することはないと言明するとともに、米本土ミサイル
防衛(NMD)については日韓を含む同盟国、中ロとの十分な協議を行うとの意
向を表明した。
http://www.worldtimes.co.jp/news/data/10125-20307.html

●その他
http://www.worldtimes.co.jp/newsframe.html

―――――――――――――――<メニュー >――――――――――――――
[1]海外便り
    ○偽警官の泥棒に狙われる人の良い日本人(エジプト)
    ○時速300キロでのびのび快適な超高速列車の旅(ドイツ)
[2]地域レポート
 ◇アジア・オセアニア
    【再び正念場のワヒド政権、大統領に不正資金疑惑】(インドネシア)
    【「バトル・ロワイアル」香港上映、青少年への悪影響を懸念】(香港)
    【大手2行合併でメガバンク化、再び押し寄せる金融再編の波】(韓国)
    【中国のWTO加盟、経済構造改革促進に弾み】(中国)
    【インド西部大地震、国際救助隊に「大国の誇り」が壁】(インド)
 ◇米州
    【ブッシュ大統領、最初の外遊先にメキシコを選択】(米国・メキシコ)
    【生態系保護と観光産業振興、矛盾に悩むガラパゴス】(エクアドル)
    【減税論議、グリーンスパンFRB議長発言で本格化】(米国)
 ◇欧州
    【仏上院がカルト規制法案審議中断、根底から見直し】(フランス)
    【欧州単一国家は実現するか〈上〉ネットワーク型社会を模索】(EU)
    【欧州単一国家は実現するか〈下〉欧州型民主主義の成熟必要】(EU)
    【極右政権参加1年、フェレロワルトナー外相に聞く】(オーストリア)
    【CTBTの活動目標と課題、ロズゴノバ広報部長に聞く】(CTBT)
    【バルカンに経済回復の兆し、平均成長率4%と予想】(バルカン諸国)
 ◇旧ソ連
    【ボロジン氏の逮捕事件、エリツィン派一掃が目的か】(ロシア)
 ◇中東・アフリカ
    【中東の和平はなるか〈上〉憎悪が憎悪を生む悪循環】(イスラエル)
    【中東の和平はなるか〈下〉交渉と暴力の政治に限界】(イスラエル)
[3]ウィークリー・ダイジェスト

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[1]海外便り
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○偽警官の泥棒に狙われる人の良い日本人(エジプト)

 昨年秋ごろから今年にかけてカイロでは、偽警官に狙われる日本人が増えてい
る。日本人の人の良さ、警戒心のなさもあるが、お金を持ち歩いたり、住居など
にも結構お金を置いていることに気付いたエジプト人が、狙ったとしか思えない
事件が起きている。

 その一例は、今年に入って私服の偽警官がパスポートと現金500ドルを盗んだ
という事件だ。盗まれた当人の話のあらましはこうだ。

 偽警官がバワブと呼ばれる門番を伴って夜中1時ごろ玄関に現れ、ドアベルを
鳴らした。当人はのぞき窓から見て、バワブが立っており、安心してドアを開け
た。後ろにいた偽警官は証明書のようなものを見せて、家に入り、家宅捜索を始
め、いつのまにかパスポートと現金500ドルを盗んで、さっさと帰ってしまった
という。

 バワブの話によると、偽警官はバワブをたたき起こし、ここに日本人がいるだ
ろうと言って案内させたというから、内偵していたことがわかる。それだけ日本
人はナメられていることになる。ドアチェーンも掛けていなかった。パスポート
も盗まれたことから、偽警官の背後に組織的な動きも考えられる。日本のパスポ
ートは高価で売れると言われている。

 昨年、3件連続して起こった事件は、2人組の偽警官が通行中の日本人に車で
近寄り、「警察の者だが、麻薬の取り締まりをしている。持ち物を調べるから車
に乗るように」と言われて乗ると、1人が尋問している間に、もう1人が財布か
ら現金を抜き取り、車を降ろされたときには、所持金が盗まれているという手口
でやられている。お金持ちで人のいい日本人が狙われているのだ。(S)

○時速300キロでのびのび快適な超高速列車の旅(ドイツ)----------------

 ドイツ人は自動車通勤が主流。その上、遠距離の移動は飛行機が断然速くて便
利だ。そうした環境で、果たして列車の利点はあるのか。

 ドイツの列車といえば、約2年半前、ハノーバー近郊で超高速列車(ICE)
の脱線事故が発生し、100人以上の死者を出した大惨事が記憶に新しい。

 また、ドイツ鉄道は、赤字が膨れ上がる中、サービスの低下も著しい。例えば、
予算削減のため、小さな駅での窓口廃止、採算が合わない路線の廃止など。合理
化が進む中でサービスは減るばかりと思っていた。

 しかし、時速300キロの超高速列車には、日本人のファンも多い。先日、たま
たまベルリンとフランクフルト間で超高速列車を利用する機会があった。乗車券
に付いていた列車時刻表を見ると、行きは約4時間半、帰りは3時間半。

 同じICEでもなぜこんなに時間が違うのかと思うと、行きはブラウンシュバ
イク、カッセルなど7駅に停車したのに、帰りの便の停車駅はゼロ。約400キロと
いう長い行程で、ノンストップだった。

 途中で乗り降りする乗客がないため、何も気兼ねなく座っていられる。また、
新幹線以上のゆったりとした空間は、まさに快適そのもの。ちょっとした子供用
の遊び場も備えられており、ファーストクラスでは映画を見ることもできる。

 自由に身動きがとれない飛行機と比べれば、景色を楽しめるうえに、実にのび
のびとできる。航空機の「エコノミー症候群」が論じられるようになったが、大
陸内での移動ぐらいはゆったりとした列車の旅もいい。(T)

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[2]地域レポート
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 ◇アジア・オセアニア◇
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●再び正念場のワヒド政権、大統領に不正資金疑惑(インドネシア)
●議会が問責決議を採択、大統領は潔白を主張

 インドネシア議会(定数500)は1日、同国のワヒド大統領をめぐる2つの不正
資金疑惑に関し、同大統領が関与した疑いが濃厚とする報告に従い、問責決議を
採択した。この採決は大統領弾劾の第1歩とされるため、ワヒド氏は自らの潔白
を主張。同氏に反感を持つ政治エリートらが口をそろえてワヒド氏辞任を訴える
中、同氏は続投する構えを崩していない。(バンコク・内藤 毅)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr010203.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●「バトル・ロワイアル」香港上映、青少年への悪影響を懸念(香港)
●未成年入場禁止も効果なし、海賊版ビデオCDも既に販売

 学生同士の過激な殺し合いの暴力シーンが日本でも論争を巻き起こした邦画
「バトル・ロワイアル」が香港の各映画館でも1月4日から封切られ、上映最終
日(1月22日)現在で売り上げトップの人気ぶりだ。映画は18歳以下の観賞が禁
止される「3級」に指定されながら、上映初日から満席状態。青少年教育に厳し
い倫理観で対処するのが一般的になっている香港では、教育関係者が青少年に与
える悪影響を懸念し、同作品の海賊版ビデオCDが路上で販売されることがない
ように厳しく呼び掛けている。(香港・深川 耕治)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr010201.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●大手2行合併でメガバンク化、再び押し寄せる金融再編の波(韓国)
●不良債権―いまだに残る「負の遺産」

 韓国の金融機関に再編の波がまた押し寄せている。国民銀行と住宅銀行の合併
などメガバンク化を進める一方で、政府主導による金融持ち株会社を作るのがそ
の柱。得意分野の重点強化という戦略に沿った国際競争力アップが目標だ。しか
し一方で、不良債権の処理の遅れなど、依然として財閥中心経済の「負の遺産」
が重たくのしかかっている。(佐貝 祐介)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/kr010129.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●中国のWTO加盟、経済構造改革促進に弾み(中国)
●東南アジアへの影響必至

 中国が今年前半にも世界貿易機関(WTO)に正式加盟する見込みだ。これで、
中国経済は21世紀入りを契機に改革・開放の第二ステージに入ることになる。W
TO加盟は対外開放の幅を広げ、国際市場の荒波にさらされる産業界に国際競争
力を高めるための努力を促すことから、経済構造調整など国内の一層の改革促進
に弾みがつくからだ。同時に、労働集約型企業の多い東南アジア諸国への影響は
必至で、アジア域内の産業構造の変化をも促進させる要因ともなる。(経済部・
池永達夫)
  http://www.worldtimes.co.jp/asasas/as/as010201.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●インド西部大地震、国際救助隊に「大国の誇り」が壁(インド)
●ビザ発給遅れ、医療機材留め置き…被災現場に混乱と不満

 インド西部で起きたマグニチュード(M)7.9の大地震は、れんがを積み上げ
ただけの家屋や貧弱な鉄筋しか入っていないビルを押しつぶし、数万人とも言わ
れる即死・生き埋めという惨事を招いた。貧富の格差が激しいインドでなくとも
「すべての人が堅固な家には住めない」(援助関係者)途上国では被害が拡大し
がちだが、10億の人口と広大な国土、近年ではIT(情報技術)先進国として発
展する大国であるが故の「誇り」が今回、海外からの救助活動支援に対して壁と
なったのは見逃せない。(アーメダバード=インド西部=時事)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/epaper/index.html
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 ◇米 州◇
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●ブッシュ大統領、最初の外遊先にメキシコを選択(米国・メキシコ)
●「近くて遠い国」から脱却、NAFTAの拡大にも貢献

 米国にとっては「近くて遠い国」という感じがあるメキシコが、ブッシュ新政
権の発足で「近くて近い国」に変ぼうする期待が高まっている。ブッシュ氏は選
挙期間中から中南米、特にメキシコとの関係を最重要視することを公約していた
が、この2月に最初の外遊先としてメキシコを選択。メキシコのフォックス新大
統領との個人的な親密さも加わり、かつてない米墨蜜月(みつげつ)時代が到来
する可能性が出てきている。(ロサンゼルス・宮城武文)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/usa2/kr010204.htm
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●生態系保護と観光産業振興、矛盾に悩むガラパゴス(エクアドル)
●「世界遺産」守る使命負うエクアドル

 1月16日、南米エクアドルのガラパゴス諸島沖でエクアドル船籍のタンカー
「ジェシカ」号が座礁。約90万リットルの燃料油が流出した。その後の現地の専
門家による報告では、事故当初心配された生態系への壊滅的な影響は避けられそ
うだ。風向きや、事故発生場所付近の海流などが幸いして、この「世界遺産」の
被害は最低限に食い止められ、3年から4年で同諸島の自然は元の姿に戻るだろ
うということだ。しかし、今回の事故は、不況に苦しむエクアドル有数の観光名
所で「起こるべくして起きた事故」との見方もある。(サンパウロ・綾村 悟)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/usa/usa2/ku010202.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●減税論議、グリーンスパンFRB議長発言で本格化(米国)
●ブッシュ政権側が有利に

 グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は連邦公開市場委員会
(FOMC)を控えた1月25日、上院予算委員会で証言、これまでの立場を転換
し減税を支持する立場を表明した。現状ではブッシュ政権の立場を補強するとも
見られるが、議長は同時に、後で財政黒字見通しが楽観的過ぎると判断される場
合は減税中止を確保するようにしておく必要性も強調している。グリースパン発
言を受けて減税をめぐる論議は本格化しそうだ。(ワシントン・原田 正)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/usa/kei/kp010130.htm
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 ◇欧 州◇
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●仏上院がカルト規制法案審議中断、根底から見直し(フランス)
●マインド・コントロールの定義、犯罪性を疑問視

 昨年6月、フランス国民議会(下院)は、新興宗教団体(通称カルト、フラン
スではセクト)をターゲットとしたヨーロッパで最も厳しい新規制法案を可決し
た。その後、同法案は上院に送られたが、上院は、同案がマインド・コントロー
ルを犯罪と定めたことに対し、「マインド・コントロールの概念に犯罪性を加え
ることは無理」と判断、審理を中断した。このため、政府は同法案を根底から再
考することを迫られている。(パリ・安倍 雅信)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr010202.htm
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●欧州単一国家は実現するか〈上〉ネットワーク型社会を模索(EU)
●グローバル化で統合理念変化

 「欧州連合(EU)創設の父たちのより緊密な統合化の夢はいま死んでいる」
―英政府閣僚の中で最も親欧州派だといわれているピーター・マンデルソン氏
(北アイルランド相)は昨年12月初め、英シンクタンク「外交政策フォーラム」
の会合で基調講演し、本来は政治統合を目指した第2次世界大戦直後の欧州統合
理念が今日、大きく変質していることを強調した。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010201.htm
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●欧州単一国家は実現するか〈下〉欧州型民主主義の成熟必要(EU)
●合衆国とは異なる「欧州連邦」

 「連邦主義は欧州にとって正しいゴールだ。しかし、欧州は連邦主義に対する
準備がまだできていない」―オックスフォード大学のシーデントップ博士は欧州
の政治統合の在り方を問うた自著「欧州の民主主義」の最終文をこのように結ん
でいる。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010202.htm
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●極右政権参加1年、フェレロワルトナー外相に聞く(オーストリア)
●EU制裁は間違い、独仏との関係修復が課題

 オーストリアで国民党と極右政党「自由党」との連立政権が発足してから、今
月4日で1年になる。欧州連合(EU)加盟14カ国は、ヨルク・ハイダー党首
(当時)の率いる自由党の連立政権参加に抗議して、対オーストリア制裁を実施
した。
 発足早々厳しい局面に立たされたが、シュッセル連立政権は、社会民主党時代
に構築された年金制度の改革、医療制度の見直し、国家財政の赤字削減など、野
心的な変革に乗り出す一方、ユダヤ人強制労働の賠償問題を解決するなど、過去
の問題の清算にも精力的に取り組んできた。過去1年の歩みについて、ベニタ・
フェレロワルトナー外相に聞いた。(聞き手=ウィーン・小川 敏)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/eu/eu2/ku010203.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●CTBTの活動目標と課題、ロズゴノバ広報部長に聞く(CTBT)
●日本の活発な外交大いに貢献

 包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准国は今年9月、第2回CTBT発効
促進会議をニューヨークで開催する。ブッシュ米新政権が同条約を「米国の安全
を脅かす」ものとして批准反対の姿勢を崩していない上に、条約発効に必要な核
開発能力を持つ国44カ国の批准の見通しも依然として立っていない。そこで、ウ
ィーンに本部を置くCTBT機関のダニエラ・ロズゴノバ広報部長にCTBTの
本年度の活動目標と課題について聞いた。(聞き手=ウィーン・小川 敏)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/usa/usa2/ku010201.htm
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●バルカンに経済回復の兆し、平均成長率4%と予想(バルカン諸国)
●ミロシェビッチ政権崩壊など政治状況の改善が寄与

 バルカン諸国で今年に入り、経済回復の兆しが出始めた。その大きな要因とし
ては、昨年のユーゴスラビア連邦のミロシェビッチ政権崩壊に見られるように、
バルカン諸国を取り巻く政治情勢の変化が挙げられる。バルカン諸国に積極的に
投資を行っている「オーストリア銀行」が最近公表した「バルカン研究」に基づ
き、バルカン諸国の本年度の経済見通しを探ってみる。(ウィーン・小川 敏)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/eu/eu2/ku010130.htm
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 ◇旧ソ連◇
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● ボロジン氏の逮捕事件、エリツィン派一掃が目的か(ロシア)
●大統領経験者の「不逮捕特権」議会判断でプーチン氏にカード

 エリツィン前大統領の側近であり、クレムリンの「金庫番」ともいわれたボロ
ジン元大統領府総務局長(現在はロシア・ベラルーシ連邦国家国務長官)が18日
(ニューヨーク現地時間17日)、ニューヨークで逮捕された事件が波紋を広げて
いる。同事件は、米国新政権がロシアに対し、厳しい姿勢で臨むことの現れだと
の論調が多くを占めたが、ここに来て、ボロジン氏の逮捕はエリツィン派の一掃
を狙うクレムリンが仕組んだものではないかとの見方が強まりつつある。(モス
クワ・大川 佳宏)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/rosia/rosia2/kr010131.htm
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 ◇中東・アフリカ◇
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●中東の和平はなるか〈上〉憎悪が憎悪を生む悪循環(イスラエル)
●和平プロセス―急激な推進で深刻な亀裂 

 昨年9月以来のパレスチナ騒乱で中東和平は、1993年に和平プロセス(オスロ
合意)が始動して以来、最大の障害にぶち当たっている。オスロ合意により100
年にわたるパレスチナ紛争は終結するとみられたものの、現実はそう簡単ではな
いようだ。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010203.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●中東の和平はなるか〈下〉交渉と暴力の政治に限界(イスラエル)
●宗教間対話通じ―「世紀の憎悪」に終止符を 

 イスラエルのバラク首相は昨年5月、南レバノン撤退を断行、20年余のレバノ
ン駐留に幕を下ろした。これは、イラン系イスラム過激組織ヒズボラとの戦闘で
年間数10人の死者を出してきたイスラエルで南レバノン撤退論が強まったことを
受けたもの。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010204.htm
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[3]ウィークリー・ダイジェスト(1月27日〜2月2日)
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―――[2001.1.27 Sat.]――――――――――――――――――――――――
☆中東和平交渉、成果なく失敗、終了

 エジプト・タバで21日から実施されてきた中東和平「マラソン交渉」は、合意
を交わせないまま終了した。
 
―――[2001.1.28 Sun.]――――――――――――――――――――――――
☆インド政府高官が地震死者10万人の可能性言及
 
 インド農業省高官は、同国西部のグジャラート州一帯で発生した大地震による
死者が10万人近くに達する可能性も排除できないと言明した。インドで自然災害
が発生した場合、農業省が復興対策の主務官庁となる。

―――[2001.1.29 Mon.]――――――――――――――――――――――――
☆EU代表団、ミャンマー軍政指導者と会談

 ミャンマーの人権状況を調査するためヤンゴン入りしている欧州連合(EU)
代表団、同市内で軍政最高決定機関・国家平和発展評議会(SPDC)のキン・
ニュン第1書記、ウィン・アウン外相らと会談した。会談内容は明らかにされて
いない。

―――[2001.1.30 Tue.]――――――――――――――――――――――――
☆金剛山観光代価、現代、半額だけ支払い

 現代グループの対北事業を行う「現代峨山」は、1月分の金剛山観光事業代価
として、約束額(1200万ドル)の半分の600万ドルだけを北朝鮮の朝鮮アジア太
平洋平和委員会あてに送金したことを明らかにした。

☆ブッシュ大統領、宗教イニシアチブ案提出

 ブッシュ大統領は、慈善団体への献金が大幅に増えるようにするため税控除を
拡大することなどを柱とする宗教イニシアチブ案を議会に送付。宗教団体の関連
グループが政府基金を使用する枠を拡大し、こうした団体による、子供のための
放課後支援プログラムや受刑者の子供の支援措置を強化する内容も含まれている。

―――[2001.1.31 Wed.]――――――――――――――――――――――――
☆エストラダ氏が辞任を拒否

 フィリピンのエストラダ前大統領は、政変で大統領職を追われた後、初めて公
の場に姿を現し、「わたしは大統領を辞めていない。アロヨ氏は単なる大統領代
行だ」と主張、大統領職の正統性をめぐりアロヨ新大統領と争う姿勢を鮮明にし
た。

☆米超党派「安保委」が国土保安局新設を提言

 米議会・国防経験者など超党派のメンバーで構成する「21世紀国家安全保障委
員会」は、最終報告書を公表し、2025年までに米本土に対する生物兵器攻撃、サ
イバー・テロなどの脅威が増大すると指摘。これに対応するためには政府による
「ドラマチックな行動が必要だ」と協調し、独立機関「国土保安局(NHSA)」
の新設などを提言した。
 
―――[2001.2.1 Thu.]――――――――――――――――――――――――
☆米上院でアシュクロフト司法長官承認

 ブッシュ政権の閣僚人事で最大の焦点だった共和党保守派のジョン・アシュク
ロフト前上院議員(58)の司法長官指名について、上院(定数100)は本会議で
採決を行い、賛成58、反対42の賛成多数で承認した。
 
―――[2001.2.2 Fri.]―――――――――――――――――――――――――
☆ノーベル平和賞100周年、ダライ・ラマら歴代受賞者出席へ

 ノーベル平和賞の選考機関ノルウェー・ノーベル委員会の事務局に当たるノー
ベル研究所は、今年12月4日から11日まで開かれる同賞創設100周年記念式典に、
チベット仏教最高指導者で1989年に同賞を受賞したダライ・ラマ14世をはじめ、
歴代受賞者ら少なくとも32個人・団体が出席すると発表した。 

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■編集後記
▼ニューヨークのホテルからかける電話代がべらぼうに高いと、旅行者の間で不
評を買っています。市内通話は通常数セントなのですが、ホテルの部屋からかけ
ると1ドル43セント(約170円)。隣のニュージャージーにかけようものなら 13
ドルも取られ、さらに日本へは60ドルも取られました。久しぶりのNYで友人知
人に電話をかけ回っていたところ、旅行社の友人が警告。しかし、時既に遅し。
チェックアウト時の請求書は、警告を受けていなかったら、ショックを受けるよ
うな額でした。これからNYに旅行される方々はご用心を。プリペイド式の携帯
電話の方が断然安く上がります。お勧めです。(S)

▼海外での邦人をカモにした犯罪は許せない、と思いつつも自分の身は自分で守
るのが原則。エジプトの偽警官、ロシアのように警官の士気低下による犯罪の例
もあり、本当に偽?かと疑われるところですが、被害に遭わないことを考えるの
は当然ですが、被害をなるべく小さくする知恵・工夫も必要です。最近は日本と
いう国自体が犯罪集団のカモにされ、武器・麻薬密売、偽造500円玉、ピッキン
グなどの泥棒が流行る始末。内閣府の調査では外国人不法就労者の強制送還に半
数以上が支持していますが、都会の路上での違法テレカ売りがいまだに減らない
など国や地方の治安当局の怠慢以外の何者でもないでしょう。国自体がナメられ
ている。(K)
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