【論説】
子供が幸せでない国
韓国の子供と青少年が感じる主観的幸福指数が経済協力開発機構(OECD)国家中、最も低いことが調査の結果、分かった。
韓国方定煥(バン・ジョンファン)財団と延世大社会発展研究所が全国の小学校4学年〜高校3年生を対象にアンケート調査した結果、平均点数は65.98点で、OECD平均より34点も低かった。
同じアジア圏の日本、中国に比べても非常に低調だ。夢と希望で光っていなければならない童心が、世界底辺水準の暗さとは心配だ。
今日は子供の日だ。政府と社会団体は童心に触れる各種行事を行って、多様なイベントも繰り広げている。両親は一層、格別に子供らに目を向ける。各種遊技施設も、家族の外出客で混みあうだろう。
しかし、その日暮らしのような見せかけ行事が、子供たちの幸福感をどれくらい高めてくれるのか疑問だ。社会の新芽が、なぜ所属感を感じることができず、寂しく感じ、不満なのか、深い関心を持つ必要がある。
子供を不幸にする要因のうち一つが勉強のストレスだ。小学校5学年ならば、半分ほどは重圧感に苦しめられるという。両親の強圧に勝てないで、学校勉強の他に、3〜5個の教習塾を通うことで、へとへとになる。
幼いころから過剰競争に押されて、寂しい生活を送っているのだ。同じ年頃に対しては、人情を感じるより、競争相手とだけ認識するわい曲された雰囲気まで生じた。「一流病」が産んだ弊害だ。
学習負担を減らし、もう少し関心と愛を施さなければならない。「ビリ」にも喝采を送る細心な配慮が必要だ。成績がとるに足らないと言うことではないが、それでも成長期の全部であることではないとの事実を、既成世代から再確認しなければならない。
自尊感が足りない子供たちは非行、暴力などの誘惑に簡単に負ける。そのような追い詰められた路地へ、童心を追い出してはいけない。
社会的処方に対する熟考と反省も要請される。養育の死角地帯に捨てられた子供も多いためだ。家庭不和と経済的困難で、両親のそばを離れて過ごす子供が15%もなるという。学校暴力や子供を相手にした各種犯罪も、子供の幸福指数を落とす要因だ。
韓国速報 11/5/6