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平成21年7月5日
国内

温暖化、経済危機の対応焦点

G8と新興国、初の共同宣言

8日からラクイラ・サミット

 第35回主要国首脳会議(サミット)はイタリア中部の都市ラクイラで、8日昼(日本時間同日夜)から3日間の日程で開かれる。地球温暖化対策や世界規模の経済危機への対処が主なテーマ。温暖化問題は中国やインドなど新興国の関与をいかに引き出し、2013年以降の国際的枠組みの年内合意につなげられるかが焦点だ。経済や開発援助に関しては、G8と新興国による初の共同首脳宣言を採択する。サミット初参加の麻生太郎首相がどう存在感を示すかも注目される。

 サミットは、8日の昼食会と午後の会合で経済危機や気候変動問題について協議。同日の夕食会では北朝鮮やイランの核開発、核軍縮など政治・安全保障問題について意見交換する。

 9日は午前中から昼にかけ、G8に中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの新興5カ国首脳が加わり、経済・貿易問題や開発援助について討議。その成果を共同宣言として発表する。

 午後は、これら13カ国に韓国、オーストラリア、インドネシアの首脳も参加し、地球温暖化対策の次期枠組み(ポスト京都議定書)を協議する主要経済国フォーラム(MEF)を開催。昨年の北海道洞爺湖サミットで、G8が温室効果ガス排出量を2050年までに世界全体で50%削減する長期目標に合意したことを踏まえ、新興国側がこうした目標をどこまで共有するかが注目点だ。

 最終日の10日は、G8とアフリカの代表国による会合などを開催し、アフリカ地域の開発や水の衛生状態の向上、食料安全保障などについて協議。開催国イタリアのベルルスコーニ首相が議長総括を発表して閉幕する。

 ラクイラは今年4月に起きた大地震の被災地。同首相の意向で、当初予定していた地中海の小島マッダレーナ島から急きょ変更された。


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