2008年5月4日
「速やかに審査会の設置を」
民間憲法臨調が公開フォーラム−東京
民間憲法臨調の公開フォーラムで基調提言を行うジャーナリストの櫻井よしこさん=3日、東京・平河町の砂防会館
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憲法改正を目指す有識者らでつくる「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)=三浦朱門代表世話人=の第十回公開フォーラムが三日、東京・平河町の砂防会館で開かれ、八百人以上が参加した。
フォーラムでは、主催者を代表して駒沢大学教授の西修・民間憲法臨調運営委員長があいさつ。憲法改正国民投票法の成立から一年近く経過しているのに、憲法審査会が設置されていない現状に「(国会議員が)自ら定めた法律に従っていない」と指摘。憲法審査会の早期始動を強く訴えた。
ジャーナリストの櫻井よしこ同臨調世話人は基調提言で、日本が民主主義や男女平等などの思想を太古の昔から実践してきたとした上で「幾百世代もの先人たちが大事にしてきた価値観をもう一回振り返って、新しい形で現代の憲法に盛り込むことが、今を生きている私たちの責任」と強調した。
自民党の葉梨康弘衆院議員は、国民が最終的に決定権を持つ法律が憲法だと説明し「国民の決意を表すためには、国会発議が必要。絶対に憲法審査会を動かさないといけない」と主張した。
民主党の大石尚子参院議員は、日本の美しい伝統文化を「正しい、美しい日本語で前文に謳(うた)い上げたい」と語り、自民党の稲田朋美衆院議員は「この国がいかなる国であるか示すことができなくなっている」自民党が自主憲法の制定や教育改革などの立党の精神を取り戻す必要性を強調した。
最後に、日大教授の百地章同臨調事務局長が「速やかに憲法審査会を設置し、憲法改正の発議に向けて実質的な作業を開始する」ことを強く求めることを緊急提言した。