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2008年3月29日
世日クラブ

日本の政治は氷河期に

政治評論家 長野祐也氏が講演

picture 講演で「政治は今後、氷河期に入る」と警鐘を鳴らす長野祐也氏=28日、都内のホテル
 世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の新春講演会が二十八日、都内のホテルで開かれ、元厚生政務次官で政治評論家の長野祐也氏が「2008年 日本の政治はどうなる―解散・総選挙と再編の行方」と題して講演した。

 長野氏は衆院議員経験者の視点で日本の政局の行方を分析。「教育改革、憲法改正といった戦後レジームからの脱却の機運は萎え、日本の政治は今後氷河期に入る」と警鐘を鳴らした。

 解散・総選挙については「追い込まれ解散」の可能性を留保しながらも「自民党は衆院の任期満了を望んでいる」と、自身が古賀誠選挙対策委員長と会談した感触を紹介。同党が、三分の二を超える議席を背景に、(1)自衛隊による国際貢献の恒久法成立(2)消費税上げによる社会保障の確立(3)中選挙区制の復活――の三つを柱とする積極的政策への転換を目指す選挙戦略を描いていることを明らかにした。

 また、大連立構想については「まだ、その芽は残っている」とし、「憲法改正の実現や国民生活の安定のための消費税率上げができる」と同構想への期待感を示した。

 講演に先立ち、同クラブの江見康一副会長(一橋大学名誉教授)があいさつ。「今年は七月のサミット、八月の北京オリンピック、十一月の米国大統領選挙がある。日本の政治が大きく動くと予感している」と、国民が政治に関心を持つべきだとの考えを示した。


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