2006年11月23日
世日クラブ
「国益や将来考える教育を」
岡野俊昭銚子市長が講演
世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は二十二日、都内のホテルで、銚子市長の岡野俊昭氏を講師に迎え「教育力なき国は滅ぶ」をテーマに第百十七回定期講演会を行った(写真)。
岡野氏は、市長になる前、中学校の校長として荒れた学校の立て直しに尽力した体験を披露。「私が行く前の数年の間、学校が非行で大変だったが、ならぬものはならぬで通してきた。暴走族が来ても、一対一で戦うぞという姿勢を見せたら、彼らは屈服してきた」と、命懸けの取り組みだったことを強調した。
さらに「欧米における日本の地位は下落の一途」と指摘。「日本人の中で国益や日本の将来を考え、しっかりと本当のことを言う(人を育てる)教育をしないと、本当に危ない時が来る」と警鐘を鳴らした。
講演に先立ち近藤会長が「宗教的、哲学的思考の欠如が現在の日本を蝕んでいる。その基本になるものが、道徳や教育」だと指摘。江見康一同クラブ副会長は「教育力とは教師の力。いい先生をつくるように環境を整えることが大事」と述べた。