2006年9月20日
世日クラブ25周年記念講演会
京大教授 中西輝政氏を講師に
世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は十九日、都内のホテルで、京都大学教授の中西輝政氏を講師に迎え、「中国の対米戦略と日本」をテーマに、創立二十五周年記念講演会を行った(写真)。
中西氏は、安倍首相の辞任表明の背景について、「アジア大陸に依然として残る共産主義の脅威が海を越えて、日本列島に入り込もうとしている」と強調。その根拠の一つとして、日本共産党が八日の中央委員会総会で、次の衆議院総選挙で小選挙区の候補者を半減させる方針を決定したことを挙げ、「共産党候補に投票されていた死に票がそのまま民主党候補に流れる」と、自民から民主への「オセロゲーム」が起こる可能性を指摘した。
また、米国の北朝鮮接近について、「中朝分断できるということを米国に思わせている」と中国の意図を指摘。「米国は中国を見る目を曇らされている」と警告した。
近藤会長は講演に先立ち、「新総裁がどのような舵(かじ)取りをするかが、日本の針路を決める大きな節目となる」と指摘。 江見康一・同クラブ副会長は、講演後にあいさつし「記念講演にふさわしい演題でお話を聴かせていただき、大変感銘を受けた」と述べた。