| 7面 国内経済 2007/04/08 | back |
増える海外先行発売国内販売低迷で−自動車各社日本の自動車メーカーが、新型車を国内より先に海外で発売するケースが昨年から増えている。国内市場が低迷する中、高い需要が見込める海外の顧客に真っ先にアピールするのが狙いだ。米国と韓国で先行発売の実績がある日産自動車は六月、全面改良したスポーツ用多目的車「エクストレイル」を欧州で先行発売する。二○○六年の同車の販売台数は、国内の二万一千台に対し、欧州五万七千台と三倍近くで、「販売が多い地域を優先した」(同社)。 三菱自動車はサイズを一回り大きくした新型「ランサー」を、最重要市場と位置付ける北米で三月に発売。国内より半年早めた。 地域は欧米にとどまらない。スズキは一月、新型「SXフォー4セダン」を中国で発売。日米欧に先駆けることで、世界二位の自動車大国に成長した同国の消費者を引き付けたい考えだ。 日本メーカーの国内・海外を合計した世界生産台数は二千万台を突破しているが、国内の販売台数は○六年度で五百六十一万台と、全生産の三割以下の水準だ。「需要の大きい地域で成功すれば、他の地域でも評判が高まる」(大手メーカー)と、プラスの波及効果を期待するメーカーの思惑もあり、海外優先の流れは今後も続きそうだ。
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The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan