| 1面 総合 2007/04/08 | back |
親子を別々に監禁女工作員の関与捜査2児拉致疑惑で警察当局一九七三年に失跡した北海道出身で埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の主婦渡辺秀子さん=失跡当時(32)=の子供二人の拉致疑惑で、拉致前に渡辺さんと子供が別々に監禁されていた疑いがあることが七日、警察当局の調べで分かった。 北朝鮮工作員の女(59)が主導したとみられ、警察当局は経緯を調べるとともに、渡辺さんの消息を捜査している。 渡辺さんは七三年、工作員だった在日朝鮮人の夫が北朝鮮に渡ったため、長女敬美ちゃん=同(6)=と長男剛ちゃん=同(3)=を連れ、夫の勤務先の貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京都品川区)付近で尋ね回った。 同社幹部の女工作員が渡辺さんに接触。女の指示で、実行役の工作員が目黒区内のマンションに親子を監禁したとみられる。 同社関係者の証言では、親子は別々に監禁されていた時期があったほか、渡辺さんは翌七四年三月までは監禁されていたことが確認された。 同社関係者は「渡辺さんは殺害された」としており、遺体遺棄についても証言が得られたが、遺体は発見されておらず、確認されていない。 子供二人は七四年夏、福井県から工作船で北朝鮮に向かったとされ、これ以前にも移送計画があったが、断念した。 女工作員は渡辺さんの夫の後を継いでグループのリーダーになり、一連の監禁・拉致にも深く関与。五、六人の実行役に指示したとみられる。 女工作員は北朝鮮に渡り、生存しているとみられ、警察当局は親子を引き離して子供だけを拉致した経緯を調べ、逮捕状請求や国際手配を視野に捜査を続けている。
|
The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan