結婚控え、多忙な日々 絢子殿下、儀式や公務に


 高円宮家の三女絢子殿下(28)は8月12日に一般の結納に当たる「納采の儀」を終えた後も、公務や儀式、結婚に向けた準備などで忙しい日々を送られてきた。

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高円宮妃久子殿下と三女の絢子殿下(中央)、次女の千家典子さんは写真展の会場を見て回られた 2日、東京都千代田区

 公益社団法人「日本海洋少年団連盟」の名誉総裁を務める絢子さまは9月2日、前名誉総裁である母の久子殿下とともに青森県八戸市で八戸海洋少年団の訓練を視察した。納采の儀以降初の公務で、絢子さまはボートや手旗を使った訓練の様子を笑顔で見守られた。

 9月23日には皇居・宮中三殿で、歴代天皇や皇族、国中の神々を祭る秋の皇霊祭・神殿祭に参列。今月は結婚関連の行事以外にも、福井県で行われた国民体育大会、皇居での「神嘗祭賢所の儀」といった行事への出席が続いた。

 今月2日には東京都千代田区のJCIIフォトサロンで、母の久子さまが留め具として使う工芸品の「根付」のコレクションを撮影した写真展を鑑賞した。会場には姉の千家典子さん(30)も駆け付け、母娘3人で楽しそうに言葉を交わしながら作品を見て回られた。

 サッカー選手の靴をモチーフにした根付を「サッカーブーツ」と紹介した久子さまに、絢子さまと典子さんがすかさず「スパイクでしょ」と訂正して笑いが起きる場面も。会場には絢子さまが久子さまを撮った写真も展示され、思い出話に花が咲いていた。