「穏やかで心豊かな年に」


新年一般参賀、平成最多12万人超

 新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇陛下は皇后陛下や皇太子殿下御夫妻、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方とともに計5回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に手を振って応えられた。

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新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇陛下は「本年が少しでも多くの人にとり、穏やかで心豊かな年となるよう願っております」と述べ、皇后陛下や皇太子殿下御夫妻らと宮殿のベランダで、参賀者に手を振って応えられた。

 陛下の退位の日が決まって以降、初の新年一般参賀。宮内庁によると、計12万6720人が皇居を訪れ、皇太子殿下御夫妻の結婚翌年で11万人超が訪れた1994年の新年一般参賀以来、24年ぶりに平成最多記録を更新した。

 陛下は「新年おめでとう。皆さんと共に新年を祝うことを誠に喜ばしく思います」とあいさつ。「本年が少しでも多くの人にとり、穏やかで心豊かな年となるよう願っております」と述べられた。

 11月に結婚し、皇室を離れる秋篠宮家の長女眞子さまは空色のロングドレス姿。一般参賀で宮殿のベランダに立つのは今回が最後とあって、参賀者からは歓声とともに「眞子さま行かないで」「お幸せに」との声も上がった。