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皇太子妃雅子殿下、54歳に


御退位日決定に「身引きしまる」

 皇太子妃雅子殿下は9日、54歳の誕生日を迎えられた。宮内庁東宮職を通じて感想を文書で発表。天皇陛下の退位日が決まったことに「これから先のことを考えますと、身の引きしまる思いが致します」とした上で、今後も皇太子殿下を支えつつ努力を重ねていきたいとの考えを示された。

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皇太子殿下御夫妻は今年度の「障害者週間」に関する資料を見ながら歓談された=5日、東宮御所(宮内庁提供)

 皇太子殿下の即位に伴い、新皇后となる雅子さま。長年国民の幸せを願って公務を務めてこられた天皇、皇后両陛下の歩みに深い感慨を覚えるとし、「心からの敬意と感謝の気持ちを申し上げたい」と記された。

 適応障害の治療は続いているが、今年は公務で秋田、宮城、京都、奈良、香川、高知の6府県を皇太子殿下と御訪問。4県を訪れた昨年を上回っており、こうした活動の拡大について「周りの方々にも助けていただきながら、できることが少しずつ増えてきました」と振り返された。都内も含めた御公務などの外出は64件で、昨年より7件増えた。

 公務を通じて感じた被災地や障害者への思いもつづり、社会的に弱い立場にある人々が困難な状況に直面していることを案じているとされた。小室圭さんとの結婚が決まった秋篠宮家の長女眞子殿下については、「すっかり立派に成長された姿を感慨深く思います」と記された。

 東宮職医師団は従来同様、「公的な御活動を一つ一つ着実に積み重ねていることが自信につながり、活動の幅が広がってきている」とする一方で、まだ回復途上で体調に波があるとの見解を公表。活動の拡大に過剰な期待が集まることは逆効果になるとの見方を示した。