悠仁殿下、11歳に


今年も水田作業御熱心に

 秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は6日、11歳の誕生日を迎えられた。現在、お茶の水女子大付属小5年で、1日からは2学期が始まり元気に通学されている。

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姉の眞子殿下、佳子殿下とささ舟を作られる悠仁殿下=8月14日、赤坂御用地(宮内庁提供)

 宮内庁によると、宮邸ではトマト、ナスなどの野菜作りや昨年始めた水田の作業を熱心に続けており、先週も稲刈りをされたばかり。昨年の収穫は御一家の食卓に上ったほか、餅にして職員に分けたという。姉の眞子殿下、佳子殿下とささ舟を作り、赤坂御用地内の池に浮かべて遊ばれることもある。

 小学校では、5年生から家庭科や外国語活動の授業、委員会活動が始まった。悠仁さまは栽培委員会に所属し、校内の花壇の水やりなどをされている。5月には校外学習で東京・両国の国技館を訪れ、大相撲五月場所を観戦。友達とちゃんこも味わわれた。運動会では障害物リレーや大玉送りなどに出場された。

 8月には御夫妻と訪問された滋賀県高島市で筆工房を見学。実際に筆を手に取って、「仁」と書かれる場面もあった。琵琶湖周辺では、湧き水を利用した人々の生活様式などについて学ばれたという。同月下旬には、長野県の白樺湖周辺で行われた2泊3日の林間学校に参加。オリエンテーリングや飯ごう炊飯などを楽しまれた。