悠仁殿下、筆作りを御見学


夏休みで滋賀県に

 秋篠宮殿下御夫妻と長男の悠仁殿下(10)=お茶の水女子大付属小5年=は10日、悠仁殿下の夏休みを利用した私的な旅行で滋賀県高島市を訪れ、400年以上続く筆工房を見学された。

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秋篠宮殿下御夫妻と悠仁殿下は筆を御覧になった=10日午後、滋賀県高島市(代表撮影)

 「攀桂堂(はんけいどう)」は1615年創業。悠仁殿下は、柄の部分に和紙が巻かれている巻筆の製造工程を興味深そうに見学しながら、担当者の説明に耳を傾けられた。

 筆に使うヤギの毛に触らせてもらうと、「柔らかい」と言って隣の紀子殿下に手渡しされた。実際に硬さの違う2種類の筆を使って名前の「仁」の字も書かれたという。

 攀桂堂は秋篠宮殿下が高校時代に訪れ、筆を愛用していることなどから今回の訪問先に選ばれた。高島市などに10日から数日間滞在し、琵琶湖の周辺の人々の生活などにも触れられる予定。