眞子殿下、西岡京治氏の仏塔に


国葬された「ブータン農業の父」

 【パロ時事】ブータンを公式訪問中の秋篠宮殿下御夫妻の長女眞子殿下(25)は5日、同国で農業の発展に多大な貢献をし、「ブータン農業の父」として有名な日本の元農業専門家、故西岡京治氏のために建てられた仏塔「西岡チョルテン」を訪問された。

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秋篠宮家の長女眞子殿下は、故西岡京治氏のために建てられた仏塔「西岡チョルテン」(奥)を視察された=5日、ブータン・パロ(代表撮影・時事)

 西岡氏は59歳で死去してブータンで国葬されるまで、28年間にわたって現地で近代農法の普及などに尽力。同国では特別な称号を付けて「ダショー・ニシオカ」と呼ばれ、今も多くの人に尊敬されているという。

 眞子殿下はまず、西岡氏が生前に拠点としたパロの農業機械公社の敷地内にある展示室「西岡ミュージアム」を訪ね、同氏の写真や農業機械などのゆかりの品を見学。続いて西岡氏の功績を顕彰する仏塔を訪れ、石碑のランプに火をともして一礼された。

 西岡氏がかつて技術指導を行った水田や、地元農家の様子も視察。西岡氏とともに仕事をしたことがあるブータン農林省の職員ワンディラさん(50)から説明を受けながら、米つきの実演や屋内の仏間などの様子を熱心に見て回られた。

 眞子殿下は続いてパロ県庁舎として使われている建造物「パロ・ゾン」を見学された後、国立博物館を訪問。仮面や仏像といった展示物を鑑賞された。