両陛下、アルゼンチン大統領と御会見


 天皇、皇后両陛下は20日午前、来日中のアルゼンチンのマクリ大統領夫妻と皇居・御所で会見された。天皇陛下は風邪の症状のため御所で療養されていたが、御公務に本格復帰となった。

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天皇陛下はアルゼンチンのマクリ大統領との会見に臨まれた=20日午前、皇居・御所(代表撮影)

 宮内庁によると、会見では両国関係やスポーツなどが話題に上り、サッカーチーム元会長の大統領から好きなスポーツを問われた陛下は「テニス」と御回答。どんなプレーが好きか尋ねられると、陛下は「ネットプレーよりはストロークです」と答えられたという。

 陛下は15日からせきと発熱を伴う風邪の症状のため、予定された公務を取りやめておられた。16日から快方に向かい、19日には御所で内閣の書類に署名や押印をする定例の執務を済まされていた。