秋篠宮殿下御夫妻ブラジル御訪問、大統領を表敬される


政府主催就職界に御出席

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秋篠宮殿下御夫妻はリオデジャネイロ五輪のマスコットを手に、ルセフ大統領と記念撮影された= Robert Shucket Filho/PR(ブラジル大統領府)

 【サンパウロ綾村悟】ブラジルを公式訪問中の秋篠宮殿下御夫妻は6日午前(日本時間6日夜)、首都ブラジリアの大統領官邸(プラナルト宮)にルセフ大統領を表敬、懇談された。懇談は約45分に及び、日本移民を受け入れたブラジル社会への謝意を伝え、両国友好関係の強化などについて話されたとみられる。

 御夫妻はその後、外交関係樹立120周年を記念したブラジル政府主催の昼食会に御出席。

 秋篠宮殿下は、ブラジル各地で行われた約450件の記念行事に数百万人が参加したことに触れ、「両国のつながりの深さを示すもので大変喜ばしい」とあいさつされた。

 御夫妻は同日夕、最終訪問地で来年夏季オリンピックが開催されるリオデジャネイロに向け御出発。同市内を視察し、記念行事などに御出席後、8日夜(日本時間9日朝)、日本への帰国の途に就かれる。