伝統の舞を御鑑賞 悠仁殿下、山形・遊佐町で


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秋篠宮殿下御夫妻と長男悠仁殿下は、「杉沢比山」を鑑賞し、使われた太鼓をたたかれた=18日午後、山形県遊佐町(代表撮影)

 秋篠宮殿下御夫妻と長男悠仁殿下(8)は18日、山形県遊佐町を訪れ、古くから伝わる舞を鑑賞し、川で自然に親しまれた。悠仁さまの夏休みを利用した御訪問で、県内に数日間滞在される。

 御一家は午後2時すぎ、同町の熊野神社に御到着。鳥海山の修験者から伝えられたとされる「杉沢比山」の舞を地元小学校4年の男子児童(9)が披露し、拍手を送られた。舞が終わり、使われた和太鼓を秋篠宮さまがたたいてみられると、悠仁さまが「そうじゃないよ」と言って上手にたたいてみせられる場面もあった。

 続いて、鳥海山の湧水が流れる牛渡川の土手を散策。雨の中、川に下りて水を触った悠仁さまは「冷たい」と話されたといい、近くの施設では、水槽に入ったカジカを手でつかみ、笑顔を見せられていた。