両陛下のパラオ御訪問


宮内庁長官「意義深い」と感想

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天皇、皇后両陛下は「西太平洋戦没者の碑」に供花、アンガウル島に向かって黙礼された=9日午前、パラオ・ペリリュー島(代表撮影・時事)

 宮内庁の風岡典之長官は10日の定例記者会見で、天皇、皇后両陛下がパラオを訪問されたことについて、「長い間のお気持ちが戦後70年という年に実現をみたのは良かった。先の戦争によって海外で亡くなられた全ての方々を慰霊し、併せて平和を祈念する気持ちが示されたのは本当に意義深い」と感想を語った。

 また、海上保安庁の巡視船とヘリコプターを使うことで両陛下の宿泊と移動手段が確保できたとして、「海保の協力に感謝したい」と述べた。