桂宮宜仁親王の通夜


皇太子殿下御夫妻ら参列

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天皇、皇后両陛下は桂宮宜仁親王の弔問のため、赤坂東邸に到着された=15日午後、東京都港区(代表撮影)

 8日に薨去(こうきょ)された桂宮宜仁(よしひと)親王の通夜が15日、赤坂御用地(東京都港区)の赤坂東邸で営まれた。喪主の三笠宮殿下をはじめ、皇太子殿下御夫妻ら皇族方、親族、閣僚らが参列された。

 これに先立ち、午後2時からはひつぎを通夜が営まれる部屋に移す「正寝移柩(せいしんいきゅう)の儀」が行われた。慣例で通夜に参列しない天皇、皇后両陛下は午後3時半ごろ弔問に訪れられた。

 通夜は午後6~10時、30分ごとに参列者が入れ替わる形で実施。初回は、両親の三笠宮殿下御夫妻が車いすに乗って部屋にお入りになり、ひつぎに拝礼。続いて皇太子殿下御夫妻も拝礼された。通夜は16日夜もあり、17日には文京区の豊島岡墓地で本葬「斂葬(れんそう)の儀」が営まれる。