皇太子殿下、日本ダービー御観戦


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皇太子殿下は、競馬の日本ダービーを観戦され、場内の観衆に手を振られた=1日午後、東京都府中市の東京競馬場(代表撮影)

 皇太子殿下は1日、東京都府中市の東京競馬場で、第81回日本ダービーを観戦された。競馬を観戦されるのは2007年5月の日本ダービー以来7年ぶり。

 皇太子殿下は、日本騎手クラブ会長の武豊騎手らの出迎えを受けられ、8階貴賓室バルコニーからレースを見守られた。

 レースは横山典弘騎手が乗った3番人気のワンアンドオンリーが優勝。横山騎手がウイニングランで、馬上からヘルメットを取って一礼すると、皇太子殿下は約14万人の観客と一緒に拍手を送られた。

 横山騎手と優勝馬の誕生日は、皇太子殿下と同じ2月23日。日本中央競馬会(JRA)によると、皇太子殿下は「世の中にはそういうこともあるんですね」と驚いた様子で、横山騎手に祝意を示し、「私と誕生日が同じで良かったです」と話されたという。

 観戦に先立ち、皇太子殿下は競馬場内にあるJRA競馬博物館で、「JRA60周年記念展」を見学された。