渋谷区の同性愛結婚相当条例案に社会規範差し置いて賛成する朝毎


◆同性愛とHIV感染

 最近、エイズ(後天性免疫不全症候群)に関するニュースがめっきり減ったように思う。かつては厚生労働省のエイズ動向委員会の発表モノが新聞の1面を飾ることもあった。それが慣れっこになったのか、新薬の開発で恐ろしさがなくなったのか、短報扱いが多い。死亡率は低下したが、感染者は増加しており、決して侮れない。

 エイズはヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によって発症する。血液や精液など体液が感染源だ。輸血や血液製剤による薬害エイズや母子感染は二次感染で、大半は性的接触による。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ