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平成21年3月27日
ネット問題

児童ポルノ接続遮断へ

掲載サイトのリスト作成団体を設置

警察庁の懇談会が提言

 警察庁主催の有識者懇談会「総合セキュリティ対策会議」は二十六日、インターネット上の児童ポルノ流通を防ぐため、児童ポルノ掲載サイトのリストを作成し管理する団体の設置を提言する報告書をまとめた。信頼ある団体が認定するリストを業者に提供することで、サイトへの接続を遮断する「ブロッキング」が日本で初めて実現する。

 ブロッキングは、接続業者などが特定サイトへの接続を遮断し、すべての利用者が閲覧できなくする仕組み。英国やイタリアでは、非営利団体や警察から対象サイトのリストを提供された業者が実施している。

 日本では、携帯電話会社などが特定サイトへの接続を遮断する「フィルタリング」を導入しているが、これは接続を望まない人に限るサービスだ。望む人の閲覧やコピーは止められず、警察の検挙やサイト管理者による削除では児童ポルノの拡散を防ぎ切れていない。

 新団体は、警察などからの情報を基にサイトのアドレスリストを作成。リストの提供を受けた業者は、対象サイトへの接続を遮断したり検索結果を非表示にしたりする。

 報告書ではほかに、リストの提供範囲などを検討するため、事業者や有識者、関係省庁などで構成する協議会の設置も提言。協議会は五月中に開き、新団体は二○一○年度早々にも設立する。


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