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平成21年3月20日
ネット問題

ネット有害情報 通報6割増−警察庁

 インターネット上の違法・有害情報などの通報を受け付ける「インターネット・ホットラインセンター」に寄せられた通報は、二○○八年に十三万五千百二十六件に上り、前年より五万百六十二件(59%)増えたことが十九日、警察庁のまとめで分かった。

 通報は十一月を除くすべての月で前年同期を上回り、最多は四月の一万三千二百六十二件。四−六月は倍以上に増えた。四−六月は硫化水素による自殺者が毎月百人を超えており、同庁は「硫化水素自殺に関する書き込みも大きな要因と考えられる」としている。

 法令に違反する違法情報は11%増の一万四千二百十一件で、違法行為を誘引したり疑われたりする有害情報は70%増の六千百二十二件だった。

 硫化水素自殺を誘引する書き込みは昨年四月末から有害情報となった。

 違法情報の七割をわいせつ物と児童ポルノの掲示が占め、前年の六割から増加。わいせつ物の掲示は35%増の八千百二十一件と増加が目立ち、出会い系サイト上の禁止誘引行為は六・三倍の七百八十五件に激増した。

 センターは警察に八千二百二十一件の違法情報を通報し、十件は○八年中に検挙された。業者には違法情報六千四百十四件と有害情報二千二百六十件の削除を依頼し、それぞれ85%と76%が削除された。

 センターは、警察庁の委託で○六年六月から業務を開始。通報が予想を上回って増えているため、○九年度に職員を六人増やし二十一人とする。


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