教科書検定にマルクス流の「国家は悪者」批判を繰り返す朝、毎、東京


◆領土記述増加に難癖

 『疑問だらけの中学教科書』と題する本が出版されたのは、ロナルド・レーガン氏が米国第40代大統領に就任した1981年のことだ。

 著者は森本真章氏(筑波大学講師)と滝原俊彦氏(帝京女子短期大学教授)で、福田信之氏(筑波大学学長=いずれも当時)が監修。偏向教科書の実体を本格的に浮き彫りにし、大きな反響を呼んだ。これが「教科書問題」の先駆けだと言ってよい。


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